古書「農商普通用文」の事を書きましたが、地方の塗師職の主が常用していた手引書だから、日本各地で読まれた本だと思うが、Webで調べて情報が見当たらない。
判るのは、 勝木為重 1886年(明治19年)(編集)という事だけだ。
先代もこの本に関しては詳しく判らなく、ただ明治2年生まれの祖父の前からのものだと聞いていた。
それからして、明治19年は初版ではないのではないだろうか。
出てきたのは、江戸時代からあった仏壇の中であり、その古書の残っていた表紙の見かけから明治19年は初版とは思えない。機会があったら詳しく調べてみたいものだ。
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