江戸期両替屋や呉服商の大店で現代まで日本の経済の重要なポストにある旧財閥の家族を主役に、江戸から明治大正にかけての経済活動、また海外から学ぶ時代を描いているのだと思う。
期を同じく大河ドラマも同じ時代を描いている事もあり、さらに興味を引くのであろう。
けれども、明治大正にかけての時代は、身内である祖父や父母の生い立ちや生きていた時代でありながら以外に知られていない。
NHKの「ファミリーストリー」という番組も中々面白く、繋がっているようでも100年ほど二代三代と遡ると意外にも判らないらしい。そこがその番組の面白さだ。
そんな物語だけの事ではなく、ふりかえると私達の前の時代の人や先代達は、人を頼ることもありながら果敢に時代を読みながら立ち向かっていたようだ。
わたしの工房も、江戸寛政時代からだからその塗師藏に残った跡から、色々なことが見えてくる。
そんな事を書き連ねて、今後の漆業のあリ方を考えてみようと思う。
江戸寛政年間からの漆蒔絵工房のホームページを現在制作中
http://makie.urushi-net.jp/makie/
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