2013年02月11日

メイド イン ジャパンに関して2

NHKで日本の家電メーカーの破綻を描いたドラマで、現代の大手メーカーが抱える問題点をとりあげた「メイド イン ジャパン」が放映されました。フィクションだけれど、どこかの会社がこんな危惧にさらされているのではないかと思われるリアルな内容で、私も今日本の製造メーカーの問題点を伝統工芸のものづくりと合わせて気にしていた事から、興味深く見ました。

漆業を江戸時代からつないでいる小さな工房です。10年以上前から技術の発揮する場を求めて、パリなどの国際見本市出展を重ねて、ものづくりも見てきた。
ドイツやスイスまたパリのブランドメーカーや内外のものづくりを見比べる機会もあります。日本のデザイナーやプロデューサーが打ち出すものづくりが、日本の雑誌などで紹介される事とどこか乖離がある事も感じています。
アップルのジョブズ氏は、ものづくりの現場に大変興味があったそうです。現場や技術に対しての知識や執着が海外のブランドメーカーほどに、日本のメーカーはあるのだろうか。ものづくりが忙しかった頃、下請の技術企業と親企業との関係がどうであったのだろうか。受身で仕事をさせられ、本来挑戦的である技術企業の体質を失わせたのではないだろうか。
美術の話ですが、大胆なデザイン力が際だつ琳派の絵師たちは、美術専門家をだますほどに見事に箔足を描ける技術職人達の技を必要としていた。
イタリヤの技術を持つ繊維工房は、インパナト―レと云う業態がコンバーターとなり、存続させたという。
日本での本来のメイドインジャパンの復興は、常に挑戦する優秀な技術集団と企業をつなぐ真のコンバータを必要としている。また、そこには市場成果の対価に見合う、十分な報酬が伴わなくてはならないだろう。

透明素材を漆芸の手わざで装飾する技術をパリ国際見本市で紹介して、色々な商品やインテリア空間を装飾する技術を開発。 iPhoneを飾ってみました
詳細ページ

posted by 漆ネット at 01:59| Comment(0) | 職人 工芸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。